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メンタルヘルス

日曜日にメンタルヘルスについての講習を受けてきました。
この研修は、私の持っているCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)という資格の元締め団体(?)が主催するものです。キャリアやカウンセリングに関連する講習を様々実施しているので、興味深いテーマや業務上必要性の高いものを選んで、結構頻繁に受けています。

内容は、産業医で精神科クリニックを経営しているこの先生の講演が半分、参加者のCDAからの事例発表・検討が半分、合計5h弱の研修でした。

で、私が感じたことは・・・
(1)基礎的な知識をしっかり持たなくては・・・。
病のことや休業保障など、知らなくてはどうにも話が進まない様なことを、キッチリ学んでおく必要があるな・・と強く感じました。

(2)こんなキャリアカウンセラーもいるんだ・・・。(良い意味と悪い意味で。)
私自身考えない様なアプローチだったり、とても忍耐強い接し方だったり・・・色んな人の考え方にたくさん触れることで、改めて自分の弱点みたいなものを実感してしまいます。

また、「それ暴言じゃないの??(^^ゞ」ということを言ったり、うやむやな態度だったり、「あきらめ」の気持ちで支援したり…。
この点は、自己研鑽の方法を自分で決めなければいけないCDAの欠点というか限界だと思うのですが、正直「それで良いの?」とツッコミを入れたくなります。(実際に入れちゃうことも・・・。)
ただ、冷静に考えると自分自身のスタイルの中にも、近い部分があるんじゃないか?と気付くこともあり、いい勉強になっています。

(3)結局のところジレンマの繰り返しなの・・
現場で一番感じるジレンマは・・・「私が話す(あるいは話を聞く)ことは良いことなのか?」ということです。
講師も仰ってましたが「雑談を聞く程度で心がすっきりするなら、無駄話でもいいので聞く」ことは良いことです。心の回復には必要なことでありながら治癒的なカウンセラーも充分に出来ていないので、キャリアカウンセラーも是非この姿勢を取って欲しいとのこと。これまでも私の基本的にはこの姿勢を取るように心掛けていますから、それ自体は問題ではないのですが・・。

ただ、発症の初期段階では、とにかく休む(旅行や習い事もNG)がベストとのこと。この考えだと、中途半端に応対して期待持たせてしまうのは返って治療の長期化に繋がり、悪いこと(というか余計な親切?)なのではないか?と思うのです。

勿論、事例によってまちまちで、クライエントがどの状態にあるのかをよく感じて、その都度適切な方法を判断しないといけないんだけど、このジレンマはどうしようもないのかな・・・。


一つだけ結論を言うとすれば・・・
・・・
これからも勉強するしかない、ということでしょうか。
長々と真面目なことを書いてみました。


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